人生日誌inポンペイ(現在)

開発業界で専門家を目指します。

英語学習〜TOEIC高得点(860)は役に立つのか〜

TOEICのハイスコアの人って本当に英語喋れんの??

と思っている人も多いと思う。実際思っていた。

 

協力隊に参加する前、会社で受験したITPの試験で860点をとった。一応、恥ずかしくない点数だと思うし、一般的に十分高得点のはず。

 

まずは、自分自身の英語の経験から。

【英語学習履歴】

・地方大学文系

・海外留学なし

・学生時代にボランティアでネパールに3度渡航。英語ができずに苦しむ。

・就活のためにTOEIC勉強、800点に到達

・他の英語資格は受けたことない

→自主学習はほとんどTOEIC

 

そして、860点時点でどれくらい英語を使えたかというと

4技能で自己判断

【リスニング】

TOEICリスニングでは400点以上取れていた。

・日常会話なら何をいっていたか大体わかる。

・洋画やドラマも英語字幕をつければ、6割から7割わかる。

・ただし、ネイティブとの会話経験が乏しいため、ネイティブスピードにはついていけない

 

【リーディング】

・洋書読もうとするも何度も挫折。

TOEFLで使うような単語が出てくると無理。

・新聞も無理

TOEIC試験程度の単語が簡単な文章ならあまり苦にならずに読める

 

【スピーキング】

・旅行に行ったとき、道を聞いたり、タクシーで交渉したりする程度には困らないレベル。

・日常的な会話ならOK。(なんのために旅行にきたか、どこに行きたいか、何が楽しかったか、)

・時事問題や専門的になると無理。(自分の仕事の説明、日本の政治、ニュースなど。たとえ日本語でわかっていても英語で説明できない。)

 

【ライティング】

・簡単な文章は書ける

・英語でビジネスメールの経験がないので、メール打つときはググりながらやっと作る感じ。

・論理的なつながりの文章は作れない。短文ならいける。

 

以上のような感じでした。

英語を使って仕事するのにはまだまだという感じです。

もちろん人によって差はありますが、860点に到達したレベルでこんな感じだったのはとりあえず、一つの目安として。

 

ちなみに、TOEICを上げるために使った参考書。もう、古くなっていますが、形式が変わっても基本は同じなので、とにかく量をこなせば上がると思います。

 

イクフン極めろシリーズ。PART5&6

3周くらいやればかなり文法はいい感じ

 

極めろ!リーディング解答力 TOEIC TEST Part 5 & 6 (イ・イクフンのstep by step講座)

極めろ!リーディング解答力 TOEIC TEST Part 5 & 6 (イ・イクフンのstep by step講座)

 

 

 

イクフン極めろシリーズ。リスニング

これかなりよかった。リスニングのパターンが入ってくる。

 

 

 

イクフン極めろシリーズ。長文編

これも好き。長文は短文の場合と複数の文章のコンバイド版がある。その解き方のパターンが解説されている。

 

 

極めろ!リーディング解答力 TOEIC TEST Part 7 (イ・イクフンのstep by step講座)

極めろ!リーディング解答力 TOEIC TEST Part 7 (イ・イクフンのstep by step講座)

 

 

上記のテキストは新形式に対応していないし、レビューも賛否両論ある。

けれども、学生時代に600点台から800点台まであげたのはこのテキスト。

これしか使っていない。

協力隊終わったら、もうTOEIC受けるのは終わりにしたいなぁ。

結論、これ以上頑張っても身につけたい能力(ビジネスメールやプレゼン能力)は上がらなそう。 

 

青年海外協力隊〜現職参加か退職参加か〜

青年海外協力隊には2種類の隊員が存在する。

①新卒もしくは、退職して参加する隊員。日本に職はない。

②現職参加制度を使用し、日本の職場に籍を残して参加する隊員。

 

私は①のパターンです。日本の会社で働いていて、退職して参加しました。

現職参加制度は、日本の職場に帰ることができるし、人によっては給与をもらいながら参加できます。(※2018年度春募集以降、制度変更により、JICAからの給与補填制度廃止)

JICAからの手当を頼りに生活している私にとっては、現職制度によって給与をもらい、帰国後も働く場所がある隊員が羨ましく見えたりします。

 

でも、退職して参加してよかったなと思うことの方が多いです。その理由を紹介します。

 

 

1.自分の夢に純粋に向き合える

実は、前働いていた会社では現職参加しないかと、話が上がりました。

でも、断りました。

開発業界でキャリアを積んでいきたいという気持ちが高まり、帰国後に戻って仕事を続ける気は無かったからです。そういった気持ちや自分の将来プランを会社に正直に伝えたところ、気持ちよく送り出してくれました。退職してから1年経っても、応援のメールをくれます。

自分に目標があるなら、潔く捨てるものは捨てて(給与や身分など、なかなか捨てられませんが)、参加すると、目標がクリアに見えるようになります。

退職までして追いかけてるゴールにちゃんと向き合わないと、「自分はなんのために退職したのか」本当にわからなくなりますから。

ちなみに、協力隊後は、→大学院→環境関連の専門ポストを狙っています。

 

2.節約能力が高まる

退職したので、もちろん金はありません。

それどころか、3月に退職したので、4月から12月までの住民税を一括納付するハメになりました。金額ははっきり覚えていませんが、20ほど飛んでいった気がします。

4月から6月までは、無職ですから、健康保険も自分で払いました。1ヶ月4万くらいした気が・・・・

国民年金も自分で加入です・・・・

 

そんなこんなで、自分が会社に守られて生活していたことに気づきます。協力隊の2年間、そして帰国後の生活のためにお金がとても大切です。限られたお金をどう使って行くか、とても深く考えられるようになりました。

もちろん、使うときには使わないと、つまんないので、遊びに適度に使ってます。

 

3.自由

当たり前ですが、自由です。頭を下げてのみに行く必要もありません。

視野が広がります。

1で自分の目標のために退職して参加していると言いましたが、もっと他の選択肢を考えていまします。

例えば、もう一度民間企業で働いたらどうなるか、起業したらどうなるか、公務員になったらどうなるか、海外で就職してみたらどうなるか、副業って何ができるのか。。。などなど。

自由で、何をしてもいいからあらゆる選択肢が可能性を持ちます。

考えるのが楽しくなります。

 

とりあえず、協力隊参加から1年経って、退職参加を振り返り、あまり後悔していないことに気づきました。

よかったです。