環境教育の活動 環境啓発ソングと動画で啓発
”Takarajima” to thank all of nature in Pohnpei
「環境教育隊員」とは
青年海外協力隊の職種の中で「環境教育隊員」というのがある。
学校やコミュニティなどに環境啓蒙をする隊員だ。
環境啓蒙のみならず、ゴミの収集方法改善やリサイクル制度の構築などにも貢献する隊員もいるようだ。
よく、JICA青年海外協力隊関係者は、「ブラウン系」、「グリーン系」と分けたりする。
「ブラウン系」は、廃棄物関連で、ごみの減量や生ゴミコンポストの普及をしたりする。
「グリーン系」は自然保護の啓発、生物多様性の保護に関する活動をしたりする。
もちろん、ある程度啓発する内容が決まってないと、働きようがないので、しっかり決めるべきなんだけれども、環境保護っていう大きな枠組みの中では、全てリンクしているのであまり一つのことにこだわり過ぎる必要はないと思う。
例えば、ごみ処理の啓発にしたって、ごみをなんで自然の中に捨てちゃいけないかっていうのは、生物多様性の保護の知識が必要だったりする。
自分の活動の場合
配属先のミクロネシア連邦ポンペイ州では環境保護局に配属されている。5代目のボランティアだが、環境啓発をまともに行っているスッタフは他にいない。俺に一人でやってこいという感じだった。こんな感じで以前のボランティアを呼んでいたんだろうか・・・
大洋州では廃棄物の処理に関してJICAのプロジェクトが長いこと行われている。最終処分場も日本の福岡方式によって建てられている。
ということで、廃棄物が主要テーマなので、ゴミに関して教育を行って行くように言われた。
小学校での活動がメインだった。
歌と動画を作るきっかけ
ポンペイで生活していると、教会で讃美歌を歌っているのをよく耳にする。
コミュニティの中で小さい頃から練習しているのでみんなとても上手だ。
日本語の歌を歌いたいと言われることもある。
だから、歌で啓発できたら広まるんじゃないかと思った。
とはいえ、自分ではできない。たまたま現地に長く住んでいる日本人の方で楽器や歌ができがいて、その人に頼んでアイデアを伝えて作ってもらった。また、他のJICAボランティアにお願いして子供たちと歌を練習してもらうことにした。
結果
youtubeに動画をアップして、5日くらいで1000再生を超えた。予想以上に見てもらえて良かった。
歌はポンペイ語→英語→日本語で歌われている。
自分の身の回りの自然に感謝し、環境を守っていきましょうというのがメッセージだ。
しかし、あまり配属先は興味ないようだ。残念・・・